受注伝票登録（VA01）プロセスを分析すると、一見は単一のステップとして簡略化されているように見えがちですが、実際には与信確認、在庫確認、品目マスタチェック、価格条件決定などが含まれていることが明らかになります。このプロセスには多くのデータ入力の過程が含まれ、トレーニングや作業の専門化などが要求されます。

Liquid UIの利用で必要な項目をを1つの画面に統合することで、SAPユーザは注文書を従来に比べるとはるかに短時間で作成することができるようになります。

複数の画面、タブ、トランザクションを組み合わせることで、生産性の高いUIを作成することができます。また、タブとフィールドの並べ替えによりさらに強化することができます。さらに入力フィールドの検証の追加、または社内プロセスに合わせて未使用のフィールドを隠すことによってより直感的に把握できるようになります。

また、業務フローに応じてに応じて、出荷や搬送経路の情報を引き出すなどのカスタム動作を作成したり、出荷、請求、梱包、顧客指示書などの長いテキスト記述に素早くアクセスしたり、VA02概要画面に直接編集をかけることができます。