問題点:

• 多くのユーザがパートタイムの従業員のため、SAPを使用するための手順やコードを覚えていない。
• SAP導入後の数ヶ月間に千以上のメールと840回の電話によるサポートをしなければならなかった。
• 社員の給与計算を正確に行う必要があるため、システム運用スタッフの効率化を図る必要があった。

解決策:

• 一般的に使用されるトランザクションのプッシュボタンをラウンチパッド上に設けることで、トランザクションコードを暗記する必要がなくなった。
• トランスファー作成画面（ME21N/ZMIGO）の処理の際、ネイティブSAP画面では複数の画面に点在していた16の入力フィールドをGuiXTで１画面にまとめた。
• カスタマイズトランザクション（ZMIGO）で、15のネイティブSAPステップを6に減らした。
• 項目表示（MM43）の10画面、数十の入力フィールド、およびネイティブSAP画面間の行き来などをすべてGuiXTの2画面に収めた。
• さまざまな要件のあるあらゆるユーザグループのニーズを満たした。

結果:

• 全店舗を合わせて年間２万６千時間を節約。
• 1人あたり約22時間かかっていたトレーニングを3時間に減少。
• 大幅なエラーの削減により仕事の満足度が倍増。
• ユーザアンケートで85％の利用者が「満足」と回答。
• 開発プロジェクトは6カ月以内で完了し全店舗に展開。